こっくりさんの呼び出しの言葉

こっくりさんの呼び出し方として、もっとも広く伝わっているのはこの形です。

「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」

ただし決まった文言はありません。


伝わっている言い方

◎ こっくりさん、こっくりさん、おいでください
◎ こっくりさん、こっくりさん、いらっしゃいましたら「はい」へお進みください
◎ こっくりさん、こっくりさん、おいでになりましたらお答えください

共通しているのは2点だけです。

① 名前を2回繰り返す
② 「来てほしい」と丁寧な形で伝える

なぜ決まった文言が無いのか

こっくりさんが商品ではなく、自分で作るものだからです。

ウィジャボード … 商品なので説明書がある → 手順が統一される
こっくりさん  … 口伝えで広がる → 言い方がずれていく

「自分が知っている言い方と違う」と感じるのは自然なことです (→ ウィジャボードとの違い)。


名前を2回繰り返す形について

この形は他の遊びにも共通しています。

・こっくりさん、こっくりさん
・エンジェルさん、エンジェルさん
・チャーリー、チャーリー

呼びかけを繰り返すのは、呼び出し系の遊びに広く見られる形です (→ 似た遊び一覧)。

繰り返すことで、その場の全員に「始まった」と伝えるという実用的な機能もあります。


何が起きているか

呼び出しの言葉そのものに効果があるかどうかは、 不覚筋動の説明から考えると分かりやすいです。

言葉の内容ではなく、【全員の注意が硬貨に集まること】が効いている
  → 全員が「今から動く」と期待する
  → 予期が揃い、力の向きが揃う
  → 硬貨が動く

だから文言が違っても結果は変わりません。 文言が地域ごとに違っても成立してきたのは、このためだと考えられます。


呼び出しに応じないとき

硬貨が動かないことがあります。珍しいことではありません。

・全員がまだ緊張していて、指に力が入っている
・「動くはず」という期待が揃っていない
・そもそも指を押さえつけている(軽く乗せる必要がある)

詳しくは硬貨が動かないときにまとめてあります。


終わりの言葉を先に決めておく

呼び出しより、こちらのほうが実用的です。

始める前に「終わりの言葉」を紙に書いておく
  → その場になると思い出せなくなる
  → 「終われない」という不安の多くは、ここから始まる

→ 終わらせ方


気になることが残ったら

呼び出しの言葉を調べているということは、 これから試すか、試した後で気になっていることがあるのだと思います。


まとめ

  • 広く伝わっているのは**「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」**
  • **決まった文言はありません。**自分で作るものなので統一されませんでした
  • 共通しているのは名前を2回繰り返すことと丁寧に伝えることだけです
  • 呼びかけの繰り返しは他の呼び出し系の遊びにも共通する形です
  • 効いているのは文言ではなく全員の注意が硬貨に集まることです
  • 終わりの言葉を先に紙に書いておくほうが実用的です

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