硬貨が動かない・何も起きないとき
呼び出しても硬貨が動かない。これは普通に起きます。
「来なかった」「失敗した」と感じる必要はありません。
動かない理由
硬貨を動かしているのは参加者の自覚のない指の力です。 そこから逆算すると、動かない理由は5つに絞れます。
① 指を押さえつけている
いちばん多いです。
「動かさないように」と意識するほど、指に力が入る
→ 硬貨が紙に押しつけられる
→ 動かない
「軽く乗せているだけ」の状態にする必要があります。 支えているのではなく、触れているだけの状態です。
② 期待が揃っていない
・誰かが半信半疑
・誰かが「どうせ動かない」と思っている
→ 力の向きが揃わないので、打ち消し合う
③ 紙・面の条件が悪い
・紙がよれている
・面が柔らかい(布・カーペットの上など)
・硬貨の縁が引っかかっている
④ 明るすぎる/うるさい
注意が硬貨に集まっていない
→ 他に気を取られると、予期が揃わない
⑤ 人数が少ない
一人・二人だと力が合成されにくい
→ 何人でやるものか
動かすためにやってはいけないこと
ここが実は重要です。
✕ 誰かが意図的に動かす
→ その場は成立するが、後で「あれは誰かが動かしたのでは」という
疑いが残り、場が悪くなる(→ 誰かが動かしているのか)
✕ 長時間続ける
→ 疲労と緊張が溜まる。だらだら続くほど場が荒れる
✕ 「呼び方が悪い」と誰かを責める
→ 責められた人が萎縮する。ますます動かなくなる
動かないときは、やめてよいです。
「来なかった」ことに意味を求めない
・「拒まれた」
・「やり方が間違っていた」
・「不吉なことの前触れ」
どれも根拠が確認できません。
動かなかったのは、上の①〜⑤のどれかである可能性が高いです。 とくに①(押さえつけている)が圧倒的に多いです。
「何も起きなかった」は、いちばん平穏な終わり方でもあります。
そのまま終わらせるには
何も起きなかった場合でも、区切りをつけたほうが気持ちが済みます。
① 「こっくりさん、こっくりさん、お帰りください」と唱える
② 硬貨を鳥居に戻す(動かないので、手で戻してよい)
③ 全員で指を離す
④ 紙を破って捨て、硬貨は使ってしまう
②は手で戻してよいです。 そもそも来ていないので、戻すも何もない、という考え方になります。
何度やっても動かないなら
その組み合わせでは起きにくい、というだけです。
・参加者の誰も強く期待していない
・全員が仕組みを知っている(予期が生まれにくい)
・単に指の置き方が固い
仕組みを知ると起きにくくなるという面は実際にあります。 不覚筋動は「自覚がないこと」が条件なので、 意識してしまうと出にくくなります。
何も起きなくても気になるなら
「来なかったこと」自体が気になって残ることがあります。
まとめ
- **動かないのは普通に起きます。**失敗ではありません
- 理由は5つです。押さえつけ/期待が揃わない/紙の条件/注意が散る/人数
- いちばん多いのは指を押さえつけていることです
- **意図的に動かさないでください。**後で疑いが残って場が悪くなります
- 「来なかった」ことに意味を求めないでください。根拠が確認できません
- 仕組みを知ると起きにくくなります(自覚がないことが条件のため)