こっくりさんの姿はどう想像されてきたか
決まった姿はありません。
こっくりさんは現象の名前であって、 最初から姿を持った存在として語られていたわけではありません。
もともと姿を持たなかった
「こっくり」= 台が傾く動きを表した語(→ 漢字の由来)
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現象の名前だった
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「こっくりさん」と呼びかけるようになる
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呼びかける対象として、存在が想定される
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姿が想像される
現象 → 名前 → 存在 → 姿、という順序で実体化していったことになります。
狐の顔で描かれる理由
現在は狐の要素で描かれることが多いです。
・狐の顔
・狐面
・鳥居と組み合わせる
これは名前の漢字から逆算されたものです。
「こっくり」に「狐狗狸」という漢字が当てられた(→ 漢字の由来)
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字を読んだ人が「狐なのだ」と理解する
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狐の姿で描かれる
当て字が姿まで決めたことになります。
3つの姿が混ざらなかった
面白いのは、狐・狗・狸の3つが揃って描かれないことです。
◎ 狐だけで描かれる
△ 3つが並んで描かれることは少ない
実践でも狐が中心だったのと同じ現象です (→ 犬神・狗神)。
字としては3つありますが、実態としては狐一つになっています。
姿を持たないという特徴
実はこれがこっくりさんの特徴でもあります。
口裂け女 … 姿が明確(マスク・口・鋏)
メリーさん … 人形という姿がある
こっくりさん … 姿が定まっていない
姿が無いぶん、想像の余地が大きいです。
これが創作の題材として使われ続ける理由の一つです (→ なぜ創作の題材になるのか)。
「顔」を検索する人がいる理由
サジェストに「こっくりさん 顔」「見た目」があります。
これは創作作品での描かれ方を探している場合が多いと考えられます。
このサイトでは作品名を書かない(articles.md 方針⑦)ので、
そちらの情報は扱いません。
書けるのは「もともと姿は定まっていない」ということまでです。
描くとしたら
決まりが無いので、自由に描けます。
伝わっている要素を挙げると、こうなります。
・狐(面・耳・尻尾)
・鳥居
・10円玉・文字盤
・和装
どれも「そう描かれることが多い」というだけです。
正解が無いので、外れることもありません。
まとめ
- **決まった姿はありません。**もともと現象の名前でした
- 現象 → 名前 → 存在 → 姿の順序で実体化していきました
- 狐の姿で描かれるのは当て字から逆算されたもの
- 狐・狗・狸の3つが揃って描かれることは少ないです。実態は狐一つ
- 姿が定まっていないことが特徴です。想像の余地が大きいです
- それが創作の題材として使われ続ける理由の一つになっています