こっくりさんに何を聞くのか(伝わっている定番の質問)

質問の内容によって、答えが出やすかったり出にくかったりします。

その差には理由があります。定番と一緒に整理します。


定番とされている質問

・あなたは誰ですか
・私の好きな人は誰ですか
・◯◯さんは私をどう思っていますか
・将来の職業は
・私は何歳まで生きますか

恋愛に関する質問が圧倒的に多いと言われています。 検索でも「こっくりさん 好きな人」が実際に検索されています。


答えが出やすい質問/出にくい質問

この差がいちばん面白いところです。

答えが出るか例
参加者が知っていること出る「私の好きな人は誰か」(本人が知っている)
参加者が予想できること出る「◯◯さんは私をどう思っているか」
曖昧に解釈できること出る「私の将来は」
誰も知らない事実出ない「隣の部屋に何人いるか」
検証できる未来出ない/外れる「明日の天気は」

この差は不覚筋動の説明と完全に一致します。

硬貨を動かしているのが【参加者の予期】である以上、
参加者の頭の中にない答えは出ようがない

「当たった」と感じる質問の共通点

当たったと語られる質問には、共通の性質があります。

① 答えを参加者の誰かが知っている
  → 「好きな人は誰か」は、本人が知っている

② 曖昧で、後から何にでも当てはめられる
  → 「あなたは優しい人です」は誰にでも当てはまる

③ 検証されない
  → 「何歳まで生きるか」は確かめようがない

**①②③のどれかに当てはまる質問ほど「当たる」**ことになります。

逆に、検証できる事実を聞くと当たりません。 これは研究で書いた二重盲検の考え方と同じです。


「好きな人は誰か」がなぜ当たるのか

もっともよく語られる例なので、分けて書きます。

・質問した本人が答えを知っている
・本人の指が、無自覚にその文字へ向かう
・出た答えを見て、本人がいちばん驚く(自覚が無いため)

**本人は嘘をついていません。**本当に自分が動かした覚えがありません。

これがこっくりさんでいちばん強い体験になりやすい理由でもあります。 自分だけが知っていたことが、自分以外の何かによって当てられたように見えます。


聞かないほうがよいとされる質問

伝承では、次のものが挙がります。

・自分や他人の死に関すること
・こっくりさん自身の正体
・「帰らなかったらどうなるか」

伝承としてそう言われている、という以上のことは書きません。

ただし実用的な理由なら説明できます。

死や不吉なことを聞くと、その答えが後に残る
  → 曖昧な答えでも、後から都合よく解釈されて不安になる
  → 「聞かなければよかった」という状態が、いちばん困る

詳しくは聞いてはいけないとされていることにまとめてあります。


出た答えが気になって離れないとき

これがこっくりさんでいちばん多い困りごとだと思います。

答えの多くは、曖昧で解釈の幅が広い
  → 気にすればするほど、当てはまるように見えてくる
  → これは誰にでも起きること。特別なことではない

まとめ

  • 定番は恋愛に関する質問が圧倒的に多いです
  • 参加者が知っている/予想できる/曖昧に解釈できる質問は答えが出ます
  • 誰も知らない事実・検証できる未来には答えが出ません
  • 「好きな人は誰か」が当たるのは、本人が答えを知っているから
  • 本人は嘘をついていません。自覚が無いので、本人がいちばん驚きます
  • 出た答えが離れないのは答えが曖昧で解釈の幅が広いから。誰にでも起きます

関連