こっくりさんに似た遊び一覧
こっくりさんに類似すると言われるものには、仕組みが同じものと形が似ているだけのものがあります。
分けて整理します。
① 仕組みが同じもの(不覚筋動)
軽く触れているものが動くという形を持ちます。
| 名前 | 動くもの |
|---|---|
| こっくりさん | 硬貨 |
| テーブルターニング | テーブル |
| ウィジャボード | プランシェット |
| ダウジング | 振り子・L字ロッド |
| 自動書記 | ペン |
| エンジェルさん | 硬貨(→ 別記事) |
この6つは、説明としては同じです(→ 原理)。
支えているだけのつもりの手が、実際には力を伝えています。
② 形式は似ているが、仕組みが違うもの
「呼び出して送り返す」形はありますが、動くものがありません。
| 名前 | 何をするか |
|---|---|
| ひとりかくれんぼ | 人形を使い、隠れて待つ |
| メリーさん | 電話がかかってくるという形 |
| チャーリーゲーム | 鉛筆が動く(→ 仕組みは①に近い) |
| 合わせ鏡 | 鏡を向かい合わせる |
不覚筋動では説明できないものが混ざります。
ひとりかくれんぼ … 動くものが無い。長時間の緊張と暗さが効く
メリーさん … 物語の形式。実演を伴わない
チャーリーゲームだけは①に近いです(鉛筆が動く)。
③ 都市伝説として語られるもの(実演を伴わない)
・口裂け女
・ひきこさん
・トイレの花子さん
これらは「やる」ものではなく「語る」ものです。
こっくりさんと並べられることが多いですが、種類が違います。
こっくりさん … 実演する(手順がある)
都市伝説 … 語る(物語がある)
共通している形式
①と②に共通する形があります。
① 呼び出す … 名前を繰り返すことが多い
② 質問する
③ 送り返す … これが必須とされる
④ 道具を始末する
③があることが、この種の遊びの特徴です。
タロットやおみくじには「帰ってもらう」手順がありません。 送り返しの手順があるものは、降霊術の形式を引き継いでいます (→ 占いなのか降霊術なのか)。
そして③があるからこそ、「終われない」という不安が生まれます。
危険度で並べない
あえて書いておきます。
✕ 「この遊びは危険度◯」といったランク付け
→ 根拠が無い
→ 危険だと強調するほど、集団での不安が起きやすくなる(→ 集団パニック)
このサイトは危険度のランク付けをしません。
実用的に言えるのは1点だけです。
長時間・暗い場所・逃げ場が無い状況ほど、
緊張が高まって体調に影響しやすい
→ これは遊びの種類ではなく【条件】の問題
なぜ似た遊びが次々生まれるのか
構造として説明できます。
① 「呼び出して送り返す」という形式は覚えやすい
② 道具が身近なもので済む(硬貨・紙・鉛筆・人形)
③ 集団でやると盛り上がる
④ 口伝えで広がるので、少しずつ変形する
→ 変形したものが「別の遊び」として定着する
こっくりさん自体も、テーブルターニングの変形でした (→ 起源)。
変形が繰り返されて、いまの一覧になっていることになります。
まとめ
- 仕組みが同じものは6つあります。こっくりさん・テーブルターニング・ ウィジャボード・ダウジング・自動書記・エンジェルさん
- 形式は似ているが仕組みが違うものもあります(ひとりかくれんぼ等)
- 都市伝説は「語る」ものです。実演する遊びとは種類が違います
- 共通する形式は呼び出す → 質問 → 送り返す → 始末
- 送り返しの手順があるから、「終われない」不安が生まれます
- **危険度のランク付けをしません。**危険だと強調するほど不安が起きやすくなります