こっくりさんの終わらせ方──「お帰りください」まで
いま終わらせ方が分からなくて困っているなら、先に結論から読んでください。
① 「こっくりさん、こっくりさん、お帰りください」と唱える
② 硬貨が【鳥居】の位置に戻るのを待つ
③ 全員で指を離す
④ 使った紙を破り、硬貨は使ってしまう(買い物などで手放す)
これが一般に伝わっている手順です。
そして、手順どおりにいかなかった場合にどうすればいいかが、 この記事でいちばん書きたいことです。
伝わっている手順を、もう少し詳しく
① 終わりの言葉を唱える
「こっくりさん、こっくりさん、お帰りください」
言い方には地域差があります。 「お戻りください」「ありがとうございました」など複数の形が伝わっています。 どれが正しいという決まりはありません。
② 硬貨が鳥居に戻るのを待つ
紙の上に書いた鳥居のマーク(または「はい」の位置)に硬貨が戻れば、 終了とされています。
③ 全員で指を離す
「同時に離す」とされることが多いです。 順番に離すのではなく、声を掛けて一斉に離す形が伝わっています。
④ 紙と硬貨の始末
紙 … 破って捨てる(細かく破るとされることが多い)
硬貨 … その日のうちに使ってしまう
これも地域差が大きいです。 「燃やす」「塩をかける」など、さまざまな形が伝わっています。
→ 詳しくは使った紙と硬貨をどうするかにまとめてあります。
手順どおりにいかないとき
ここからが本題です。
硬貨が鳥居に戻らない
何度唱えても戻らない、動き続ける、止まってしまう
これは珍しいことではありません。
硬貨を動かしているのが参加者の無自覚な指の力である以上、 「終わりたい」という気持ちが揃わないと、動きも揃いません。
- 誰かがまだ続けたいと思っている
- 誰かが不安で、指に力が入っている
- そもそも全員が疲れていて、動き自体が鈍っている
どれも起こりうることで、異常ではありません。
途中で手を離してしまった
驚いて手を離した、誰かが先に離した
「離してはいけない」と強く言われるため、離した瞬間に強い不安が生じます。
そもそも硬貨が最初から動かない
呼び出しても何も起きない
終わらせられないまま時間が経ってしまったら
この記事にたどり着く人の多くが、この状態にいると思います。
書いておきたいことが3つあります。
① 「正しく終わらせないと何かが起きる」という決まった作法は、
民俗学的に確立されたものではない。
地域や時代によって、言われていることがまったく違う
(→ 別の呼び方と地域ごとの違い)
② 不安が続くこと自体が、体調に影響することはある。
これは霊的な問題ではなく、強い不安が続いたときに誰にでも起きうること
(→ 集団パニックはなぜ起きるのか)
③ もし眠れない・食事がとれない・体調が悪いという状態が続いているなら、
それはお祓いより先に、休むことと、身近な大人や医療機関に相談することのほうが効く
このサイトは「本当に霊が来る」とも「絶対に安全」とも言いません。 ただ、不安が続いている状態そのものは、対処できるとは書いておきたいです。
次にやらないための一点
もう一度やる予定があるなら、これだけ決めておくといいです。
始める前に「終わりの言葉」と「やめる合図」を全員で決めておく
・終わりの言葉を、紙に書いておく(その場で思い出せなくなる)
・誰かが「やめよう」と言ったら、理由を聞かずに全員でやめる
終われなくなる原因の多くは、終わり方を決めていないことにあります。
それでも気持ちが晴れないなら
ここまで読んで手順は分かっても、それでも落ち着かない状態が残ることはあります。
未成年なら、先に身近な大人に話すほうが早いし確実だと思います。
このサイトは「霊のせいだから相談すべき」とは言いません。 起きていることには説明がつくと考えていますし、 それでも気持ちが晴れないことは別の話だ、というだけです。
まとめ
- 伝わっている手順は**「お帰りください」→ 鳥居に戻る → 全員で指を離す → 紙と硬貨を始末**
- **言い方にも始末の仕方にも地域差があります。**どれが正しいという決まりはありません
- 硬貨が戻らないのは珍しくありません。終わりたい気持ちが揃わないと動きも揃いません
- 「正しく終わらせないと何かが起きる」という確立された作法はありません
- 体調が悪い状態が続いているなら、休むことと相談することのほうが先
- 次にやるなら始める前に終わりの言葉とやめる合図を決めておく