こっくりさんの紙の書き方(文字盤に何を並べるか)
決まった様式はありません。
ウィジャボードは商品として売られているので盤面が固定されていますが、 こっくりさんは自分で作るものなので、形式を定める主体がいないからです。
そのうえで、広く伝わっている形を書きます。
書くもの
① 鳥居 … 上の中央。硬貨の始点と終点になる
② はい/いいえ … 鳥居の左右か、下に並べる
③ 五十音 … あ〜ん
④ 数字 … 0〜9
①〜④が基本セットです。
配置の2つの型
五十音の並べ方に、大きく2通りが伝わっています。
横並び型
鳥居
はい いいえ
あ い う え お か き く け こ
さ し す せ そ た ち つ て と
な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ
ま み む め も や ゆ よ ら り
る れ ろ わ を ん
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
**もっともよく見る形です。**書きやすく、読み取りやすい形になっています。
円形型
五十音を円状に並べ、中央に硬貨を置く
ウィジャボードの盤面に近い形です。 どの文字までの距離も似た長さになるので、動きが偏りにくいとされます。
なぜ地域差が出るのか
口伝えで広がったからです。
商品として売られていれば … 盤面が統一される(ウィジャボード)
自分で作るものであれば … 見た人が記憶で再現する → ずれていく
「自分が知っている形と違う」と感じるのは、自然なことです。 どれが正しいという判定はできません。
鳥居について
鳥居は「境界」を示す記号として機能しています。
鳥居の上に硬貨を置いて始める
↓
質問のあいだ、硬貨は文字の上を動く
↓
「お帰りください」で鳥居に戻す = 相手が帰った、という了解になる
この「戻る/戻らない」が、終わり方にまつわる不安の核心になっています (→ 終わらせ方)。
鳥居が使われる背景は、稲荷信仰との結びつきにあります。
実用上の注意
書き方より、こちらのほうが結果に効きます。
① 紙は平らな面に置く
→ よれていると硬貨が引っかかって、動きが不自然になる
② 文字の間隔を詰めすぎない
→ 詰まっていると、どの文字を指しているか読み取れなくなる
→ 「読み取れない」ことが、その場の緊張を上げる原因になる
③ 鳥居を大きめに書く
→ 終わるときに硬貨が戻ったかどうかを、全員が同意しやすくなる
③は終わり方の安心に直結します。 鳥居が小さいと「戻った/戻っていない」で意見が割れてしまいます。
印刷したものを使ってもいいか
「フリー素材」「テンプレート」で検索されることがあります。
手書きでなければならない、という決まりはありません。 ただし現象そのものは参加者の指の力で起きているので、 紙が印刷か手書きかは結果に関係しません。
まとめ
- **決まった様式は無い。**形式を定める主体がいないため
- 書くのは鳥居・はい/いいえ・五十音・数字の4点
- 配置には横並び型と円形型が伝わっている
- 地域差が出るのは口伝えで広がったから。どれが正しいとは言えない
- 鳥居は境界の記号。戻る/戻らないが終わり方の不安に直結する
- 実用上は平らに置く・間隔を詰めない・鳥居を大きくの3点が効く